POCOCHA配信「音楽な朝@Sun Guy」七月から再浮上しています。ぜひ見に来てください

POCOCHAの配信「音楽な朝@Sun Guy」に七月から再び力を入れています。

だいたい朝10時から12時半で配信しています。POCOCHAではBOXをリスナーさんは受け取れますが後半来てくださった方次第で多少時間を延長しています。

月曜日と火曜日はディスクジョッキースタイルとトーク。
月曜はR&Bやトランスのオリジナル曲です。
火曜日は阿波ポップスのCDから代表曲をお届けしています。

水木はミニマルテクノとアンビエントの演奏。
演奏は変わった電子楽器で演奏しています。電子楽器やマシンライブ、アナログシンセなどがお好きな方はぜひ来てください。任天堂の3DS用ソフトKorg M-01DやKorgのVolcaを手で演奏しています。シーケンサーやパソコン(DAW)は使いません。いわゆるマシンライブです。

金は作業をしています。
主に作曲作業です。現在は3DSを使った作曲風景を流しています。作業の途中をお見せしているのですが、どんな感じで仕上がっていくのか、興味のある方ぜひ、覗きに来てください。

ランキングはあまり気にしていないのですが、できればCまでは行きたいと思っています。応援をお願いします。投げていただいたアイテムは大切に演奏会や楽器の購入、ワークショップの運営などに還元させていただきます。

また、ファミリーも二つあります。配信全般について主に告知で使う「音楽な朝」と、電子楽器や機材が好きな方が雑談ができてなごめるファミリーの「シンセ・DTM・DJ機器好き集まれ」の二つです。

朝はご覧になっていただける方は少ないかもしれませんが、ファミリーにも入っていただいて、配信を盛り上げましょう!!BOXを気楽に録りたい方もどうぞ!こちらからいじらないスタイルです。プロフィールを読み上げたりしません。

7/5現在はD1です。

五月13日POCOCHA朝10時「音楽な朝」配信予定

明日13日のPOCOCHA朝10時の「音楽な朝」配信は以下の予定です

環境音楽・実験音楽

Ableton Live Lite を使った実験的なループ音楽を三曲お届けします。

1.春林虫

2.静闘考

3.脱悲入喜



ツイートで拡散をお願いします。

自動演奏を何でするか各段階の考察

五月2週目からPOCOCHAで配信を復帰する予定です。

POCOCHA配信もですが、そもそも演奏の骨として、一人でやろうと大昔決めていましたが、たまたま二年前素晴らしい仲間たちと出会って、グループでやっていて自分のモノが後回しになっていました。

しかし今、コロナもあって、なかなか集まるのが難しく、ミーティングも喫茶店で集まっても長時間話をするのが良くないような風潮です。

それでPOCOCHA配信はまあ、一人でやるということです。

去年お試しに二か月ちょっと音楽トークでやりましたが、内容が濃すぎて調査に時間がかかるのと、「阿波ポップス」のCDを作るのに多忙になり、中止していました。

あととても正直に言うと、自分が表現したい形は機械の力を借りないと実現しない音楽なのです。ストリングスとか機械の力でさっと録れますが、もしヴァイオリン、ビオラ、チェロなんて奏者を探していたら、見つからないし、運良く見つかってもお金がすごいかかるでしょう(笑)

それで機械の力で演奏してもらうわけですが、一人ですから、自動演奏に頼るところがあるわけです。

ここで問題なのが、どこまで自動演奏にするか?ということです。その段階はいろいろあります。最高に自動な物からまるでほとんど自動でないというものを並べるとこうなります。

1.音楽CDを作って流す
これはもう最高に自動です。完全に自動です。寝てても良いです。これはボーカルなら口パクという奴です。やっているフリをすればいいのです。

2.主要楽器だけを演奏してあとはカラオケ

主要楽器のパートを除いたCDを使ってそれを流しながら主要楽器やボーカルだけ実演します。

私の場合、ボーカルではないので、何を主要楽器と考えるかが問題です。徳島県ではギターを弾く人と思われていますが、実は宅録の人ですから、特に主要楽器はないのです(笑)。

ここが問題でこの数年いろいろ悩んで、一時期EWI奏者になろうと練習しましたが、今住んでいる環境が春秋、野焼きといって、畑で要らなくなった藁とかゴミに火をつける習慣があって、まったく練習ができない!

息を吸うと咳き込んで涙が出ます(笑)屋内にも煙が入り込んできます。

大分いいところまで吹けるようになったのですが、いちいち密閉したスタジオにお金を払って練習するのもばかばかしいので中座しています。

ギターもトム・モレロみたいな激しいのとか、マニュエル・ゲッチングのようなギターだけで作るテクノ、あるいはロバート・フリップのような、歪んだ音での環境音楽というかドローンというか、というのなら面白いのかもしれませんが、自分の手持ちの曲はR&Bやトランス寄りのポピュラー音楽なのです。

いつかこうしたギターだけの何か変わったものを一枚作ろうとは思いますが、ちょっと今は違うのです。

なにせ巡音ルカさんが必死に歌を歌っているのですから、それを盛り立てないといけません。そもそも楽曲にギターが入っていません(笑)

仕方がないからギターシンセを買ってピアノのフレーズとかシンセのフレーズを弾くかとも思い、悶々と悩みました。でも結局当面これではないなとなりました。

いつかチャレンジしますけれど。

3.シーケンサーを使ってMIDIでシンセをつなぐマシンライブ
これは大学時代やっていたことで、またやるのかーとも思いました。かなりやろうかなとも思いましたが、シーケンサーを物色していたら、前の記事にあるように、最近のものはしょぼいものしかありませんでした。

しかし記録できる容量が少ないということは裏返せば、演奏をいっぱいしなければならないということで、これはいいぞ!と思い、とりあえずこの可能性は追求していくことにします。

4.MPCのようなビートメイクができるものを使う
ビートメイカーが使うようなAKAIのMPCやKORGのElectribe、MASCHINEなどであればシーケンサーでがっつり記録できますが、こういうものだったら別にMIDIで他の楽器につながなくても良いのでは(笑)

機械一台で自己完結しますし。

というモヤモヤした気持ちと、ああ、MPCね、と思われるのもどうかなーカラオケとどう違うのーと言われそうです><;

5.PCのDAWをシーケンサー代わりにする
Ableton LiveとかのPCのDAWをシーケンサーにして音はパソコンの外に出すやり方です。MIDIデータを外に出すこともできます。MIDIを外に出すやり方で、Korg Volcaを駆動して制作した曲があります。中盤のフィルターが買ったむにょむにょするアナログシンセの音がそうです。

「勇気を出して空へと飛び立てば(Be Brave and Just Fly Away)」

https://sugaihideaki.bandcamp.com/track/be-brave-and-just-fly-away

しかしこれもああ、パソコンなら何でもできるよねと言われそうで、MPCと同じような印象を持たれそうです。

6.ルーパー(Looper)を使う
ルーパーというエフェクターがあって、フレーズを記録し、それを何回も繰り返し演奏してくれます。ギターで挑戦した人は多いようです。挫折した人も多いようです。ヤフオクにいっぱい出ています。

一番の問題は、リズムのガイドがない(ただし、ドラムマシンが中に入っているものもあります。又インジケーターでどこがフレーズ出だしか分かるものもあります)ところです。

リズム感が悪いと気持ち悪いフレーズを繰り返されてしまいますし、そもそもパターンを繰り返してその上に何かメロディーを載せるという楽曲はギターではあまりないのではないかと思います。

もちろん、マニュエル・ゲッチングさんが70年代にこれを持っていたら大喜びしたでしょう。それくらい、変わったギター音楽になります。

でもギターでなければテクノやアンビエントでは繰り返しが多いです。使えるのではないでしょうか。そうすると刺す楽器はギターではなく、シンセとかそれこそKorg Volcaなのではないでしょうか。YoutubeでVolcaとギター用ルーパーで作った美しい曲を作った奏者なども出ていたので、参考に見ましたがなかなかイイ!ですね。

ローランドのRC-505という最高の機種でシステムを構築している人もYoutubeに何人かいますが、みんなギター中心ではないですね。次の動画はReinhardt Buhrさんというかたです。

この可能性も追求したいところですが、今手持ちの曲はR&Bとトランスで巡音ルカさんが頑張る曲ですから、別の「環境音楽の日」のような放送日を設けて挑戦したいと思います。

7.結局はこれだ!
さて、もういい加減自動演奏の形態は出尽くしたように思うでしょう?思うでしょう!?いやもう一つあったのです。結局それに落ち着きました。

以前からやりたいと思っていたのですが、機材が高くて!!

しかし今はエコユースの時代、ジャンクのパワー、もったいないの精神です。手ごろなお値段で中古で揃ってしまいました。

次記事でその全貌が明らかになります。

ここまで引っ張って、ああ!結局それ~!?意外だわーみたいなオチです。



80年代の自宅録音とシーケンサー:現代のシーケンサーは何で劣化した?

自分の80年代に、自分の予算と労力でほぼ完成したた自宅録音システムはこんな感じでした。

QX-21というYAMAHAのシーケンサーを持っていました。これが頼れる相棒です。

これにKORG POLY-800を手弾きして、リアルタイムでまずMIDIデータを録音します。そのMIDIデータでRolandのTR-505ドラムマシンとYAMAHAのTX-81Z、それにPOLY-800をMIDI
ケーブルでつないで同時に鳴らします。

ベースはTX-81Zが8音ポリなので、1音犠牲にして出します。残る7音で刻んだり、アルペジオや白玉をします。ストリングスぽい音はPOLYー800が得意でしたので、そっち担当です。

QX-21に自動演奏でこれらを鳴らしてもらいながら、さらにギターを手で弾いて、それを4トラックのカセットMTRにステレオでどん!と一回で2トラックを使って録音します。

残った2チャンネルを使ってダビングを繰り返してコーラスを作って3チャンネルに収めます。コーラスにはカシオの安いサンプラーSK-1をちょっと工夫すると女性や子どものような声が出たので、それで厚みを出します。半音下げて歌い、元のキーにすると明るい声の良い感じになりました。

重ねたコーラスを3トラックに入れ終わったら、最後の4トラックにメインボーカルを一回入れます。最近やっと自分のシステムの詳細を思い出したのですが、こういうやり方で多重録音をしていました。

これがどんな音になるかは、こちらをお聴きください。80年代中盤(87年の冬ー88年年初に作っていたと思いますが)の実力はこんな感じです。

今はパソコンのDAWでそういう自動演奏部分をやるからなのでしょうか?シーケンサーが弱体化したようです。

2小節しか録音できないステップシーケンサーなんてのが普通で、KORGの廉価なアナログシンセモジュールのVOLCAシリーズはなんと1小節16の音しか録音できません。

なんかおかしくないですか。アナログへの憧れとか回帰とかあるにしても、1小節でフレーズを作るのは難しすぎるでしょう。せめて2小節あればリフが作れるのですが・・・

アナログ回帰もやりすぎるとただ不便なだけで、不便な時代に頭を使ってやりくりして自宅録音をしていた自分はあまり昔に戻りたくないという気分です。



ボーカロイド巡音ルカに効くWAVES MaxxVolume

表題の通りで面白味も何もないのですが、ボーカロイドを使っていると、ある発音だけ音が大きかったり小さかったり、音を伸ばしたとき変にうねりがついたりしますよね?

子音が聞こえないときは表情コントロールでアクセントを上げたり、DYNを上げたりしてよく聴こえるようにしますが、良く聞こえるというより、そこだけザラっとして歪んでいるような音になったり・・・

そして一音一音直していくのはとてもめんどくさい。

いっそコンプを差すとどうなるんねん、ということで刺してみても、ボーカロイドの場合、生の声と違って、いまいち変化がないどころか、発音が潰れてかえって聞き取りにくい。

そんなときはダマされたと思って、WAVESのMaxxVolumeを差します。本当にそれだけです。プリセットにボーカル用のセッティングがあります。

平らに均されてとても無難に聞こえます。

発声もきれいです。

凄いただの偶然というか、相性がたまたま良いんだと思います。
少し音量を稼ぎたいときはオートメーションでボリュームを上げればいいだけです。

ということで持っている人はぜひやってみてください。ルカ(V2)限定かもしれません。