Ableton Live 10 Lite だけで作るAmbient(アンビエント、環境音楽)のサンプル曲

Ableton Live 10 Liteはよく機材のオマケでついてくる、フリーで使えるDAWです。これがフリーで入手できるものなのに、かなり凄いことができます。

私はambient(アンビエント、環境音楽)を作成していますが、普段は譜面入力ができるSONARや同じ系統のBandlabで作っていますが、ライブをやるとき困ってしまって、Ableton Live 10 Liteにたどり着き、現在、実験研究中です。

Ableton Live 10 Liteで曲を作るなんて本当にできるのかなと思う方は多いと思いますので、ここに実験研究の途上のものですが、制作した曲をどんどん載せていきますので、お聴きください。

<使用機材>

Ableton Live 10 Lite

Windows PC

Korg microkey(入力用USBキーボード)

Roland Quad-Capture(オーディオインターフェイスですが、レイテンシーを気にしないならあってもなくてもいいかもしれません)

もうほとんどタダ(( ゚Д゚))のような使用機材ですね。驚きです。

ちなみに入力用のUSBキーボード(鍵盤の方)も要らないのではないか、という話があって、マニュアルによるとPCのキーボードで入力できるらしいのですが、まだ試していません。

<曲調>

曲調はアンビエントです。リラックス効果があるので、念のため、お車で運転中はお聴きにならないようお願いします。

なお、曲名もアンビエントな、直感で曲から受けるイメージを漢字にしてみたもので、深い意味合いはありません。また曲名を「どう読むか」も分かりません(笑)

<こちらからお聴きください>

静闘考(mp3)

どうですか?
オマケでついてくるAbleton Live 10 Liteだけで作ったとは思えません。

これを譜面入力で作成するのは大変です(笑)



Ableton Live 10 Liteは面白い

Ableton Live 10 Liteは電子楽器や周辺機器におまけでついてきますが、これだけで十分な音楽表現ができます。しかしAbleton Live自体について書かれたブログがあまりないので、興味を持ってくれた方のために書き出していきます。

Ableton Liveについて書かれたものが少ないのは、どうも利用者の多くは英語圏の人で、それもDJやエレクトロニカやEDMをやっている人が多いようで、そういう方たちはもうただ自分で使い方をどんどん見つけて行くのでしょう。演劇の音響の方なども好んで使うようです。

また説明の動画も少数ありますが、英語のため、あまり日本では広がりを見せていないようです。

日本でそもそもAbleton Liveを使っている人がどれくらいいるかですが、伝統的な作曲家やボカロPは使わないでしょう。

やはり作業に慣れているCUBASEとか、最近流行っているのはstudio oneですから、あえて切り替える必要はないですし、ましてシンセや周辺機器にオマケでついてくるAbleton Live 10 Liteを触ってみようとは思わないでしょう。

私もSONARやその後継者であるBandlabで普段はプチプチ譜面入力をして作っていくのですが、あるとき、自分の作品を一人でライブ演奏するならどういう形にしたらいいか、悩み始めました。

ギターやEWI←この二つは自信あり、キーボード←まあまあかな・・・

ですが、それだけではスカスカなので後ろにオケが要ります。

もちろんカラオケをBandlabで作って、それをバックに演奏すればいいわけですが、それならライブなんてめんどくさいことをしないで、CD買ってね!と言えば良いわけで、アイドルのように振り付けでもして踊るわけにもいかず、いろいろYoutubeを見て去年12月ころから研究していました。

そこで三つほどこれならいけると思った演奏形態がありました。

〇ルーパーを使って一人でその場で音を重ねていく。特にBOSSのRC-505という機材を使った演奏動画は演奏者さんたちのクオリティも高く、見ていて飽きませんでした。

〇Korg Volcaのようなアナログシンセサイザーを使ってその場で音を重ねていく。 Korg Volca はお手頃な値段で買えるアナログ・シンセサイザーのモジュールです。何種類もあって、Volca沼と呼ばれるほど集めてしまう人もいる人気の音源ですが、小さな鍵盤やシーケンサーがついているので、それだけでかなり厚いライブ演奏ができます。

またアナログシンセは単音でも音が太いですから、厚みも表現力も申し分なく、動画を見るとかなりの数の人がこのVolca沼にはまっています。特に私もやっている現代風Ambientをこれでやっている人も多く、私もかなりこれが求められているんじゃないかなと思って今も研究中です。

〇最後に、 Ableton Liveです。最後に来るものが一番重要なのはイギリス式の書き方です。アメリカ式では文の一番最初に一番大事なことを言います。←何の話だ・・・

Ableton Liveです。しかもAbleton Live 10 Liteです。最初に書いたように、いろいろなところでタダでオマケでもらえますし、何より実はAbletonのサイトに行くと無料で入手できます。

こんなものには作曲家やボカロPのみなさんは食指が動かないわけです。実際私もパッと自分の手元を見てみたら、これまで、Roland Quad-CaptureとKorg microkeyを買ったときに二回も!!

二回も!!おまけでついてきていました。もしかするともっと他にもついていたかもしれません。これまでインストールしなかったどころか、ナニコレ、一体なんの安いオマケ?

とバカにしていました。

それが今回、ライブをするという視点になったとき、これはスゴイ面白い!!

なんでみんなこれを使わないんだろう?

と手のひらをクルクルかえすような事態になったのです。



続く

輝写真【伊比良咩神社】 (式外大社)

伊比良咩神社(式外大社)は、徳島県板野郡藍住町徳命前須西65番地にあります。

高速を降りてコメダ珈琲館の裏のほうへ細い道路を入っていきます。

御祭神は阿比良比売(あひらひめ)、大己貴命(おおなむちのみこと、大国主)、素盞鳴命(すさのおのみこと)となっています。

阿比良比売は、神武天皇(幼名 狭野 さぬ)の妃です。子は多芸志美美(たぎしみみ)と岐須美美(きすみみ)。

神社を訪問して写真を撮っていた時は分からなかったのですが、2019年㋈25日18時半に藍住町町民体育館で「藍住町と周辺の比売君」という題で発表をするのですが、その準備をしていたら、この一枚が撮れていたことに気が付きました。

伊比良咩神社

真っすぐ差し込む光線。逆光や調子の悪いカメラで取るとこうなるのか、そこは分かりません。

江戸時代にはたいへんにぎわっていた神社ですが、私の参拝した時は他に参拝される方はいませんでした。

邪馬台国にたどり着くルート

邪馬台国という国は日本の本屋さんの棚の中にしかなく、本来は邪馬壹国または、邪馬臺国です。

いずれにしてもこの国は四国の山上にありました。

魏志倭人伝の指示する通りに航海すると果たして四国の山上にたどり着くのでしょうか。

鳴門古事記研究会で発表したレジメを公開いたします。

2019年4月7日      阿波鳴門古事記研究会発表レジメ

地理と国防で考える邪馬 臺 国へのたどり着き方

魏志倭人伝の言う通りそのまま素直に読むと阿波の山上王国にたどり着きます。しかし国防のために意図的に数か所、航海術を知っている倭人しか知り得ないトリックが仕込まれています。

どうしてそういうルートになるのかは当時の航海術の限界と瀬戸内海を横断する知識がなかったこと、そして対大陸を考えて意図的に侵入しにくいルートの方を教えていたのです。

みなさんも一緒に邪馬 臺 国にたどり着いてみてください。難しくないはずです。

輝写真【金長神社】

スタジオジブリ制作の『平成狸合戦ぽんぽこ』をご覧になった方は多いでしょう。あの中で眼鏡をかけた(ように見える?)年配の落ち着いた賢者のように見える背の高いタヌキ。

あの方が金長さまです。

金長大明神としてお祀りされています

金長さまは徳島県小松島市で敬われているタヌキで、もともとは小松島市を舞台にタヌキの大軍団同士が戦うという壮大な話のヒーローでした。

その話はたぶん全国の図書館などでも見つかると思いますし、何度か映画化されているのでそのあたりで見られるとも思いますので、置いておきます。

この金長さま、なんと小松島市で金長大明神としてお祀りされています。ところで映画関係者の寄付で建てられたというこの金長神社ですが、市の公園整備計画に引っかかってしまい、現在、存続が危ぶまれています。

金長大明神の金長さま

小松島市民の、あるいは徳島県民の多くがこのことに心を痛め、神社の存続を願っています。

私も神社を応援するため、応援動画を作ろうと思って、お参りをまずしました。上の写真はそのときの写真です。金長さまがなんとも凛々しく雄々しくたちあがっていますが、左の植物の方を見るとプリズムのような虹が出ています。

金長さまのご神威なのでしょうか?小雨や夕立があったわけでもなく、こんなところで小さな虹が出ているのに後から気づいて驚きました。

ところでその応援動画もぜひご覧ください。覚えやすい『がんばれ!金長だぬき』というオリジナル曲もついています。

がんばれ!金長だぬき

徳島市内から車で20-30分かかる場所ではありますが。、もし徳島市内を訪問されるチャンスがあったら足を延ばしてみてください。

輝写真【天石門別八倉比賣神社】

天石門別八倉比賣神社は徳島市国府町の矢野にあります。

徳島市立考古資料館というところから登っていきます。参道の山道は結構長く、途中むき出しになっている古墳や塚がいくつかあります。

八倉比賣とは天照大神のことであり、阿波の国史を研究している人たちはここに天照大神が眠っていると考えています。


奥の院の五角形の塚に眠る天照大神

実際、奥の院に行くと非常に古い、石版を積み上げて作られた、不思議な五角形の形の塚があり、ここに天照大神が眠っていると考えられます。天石門別八倉比賣神社略記という由緒が伝わっており、この八倉比賣神宮は延喜式神名帳に記載された神社の中で何と最高位の正一位、御祭神は大日孁女命(別名天照大神)となっています。

このオオヒルメの命と呼ばれた天照大神こそが、魏志倭人伝に出てくる卑弥呼で間違いないと阿波国史を研究している者の間では確信が持たれています。

さて、境内の写真ですが、あまりにも荘厳で神気が漂うので写真は撮れませんでした。私はほぼお寺の境内の写真は撮らないようにしており、神社も雰囲気によって写真を控えることが多々あります。この境内はまさにそんな威厳のある、写真だけ撮りにいこうか、なんていうカジュアルな参詣者は寄せ付けない雰囲気があります。

参拝が終わった後、参道を降りました。この日はかなり日差しが強かったのですが、参道は木々に囲まれ、穏やかな冷風が吹いています。ふと上を見上げると写真を撮りたい気持ちになりました。

その時撮ったのがこの写真です。

八倉比売神社参道登り

何か日本の中心点から放たれる、慈愛に満ちた光を受けているようなそんな気持ちになる一枚です。

下の方を見てみるとやはりトンネルのように真ん中にポカっと丸い光が見えます。

八倉比売神社参道下り

そうか、ここは参道でもあり、産道でもある、日本人を皆生み出してくれた母の道でもあるのだなと思いました。

輝写真をご覧ください【徳島県鳴門市大麻比古神社】

今スマホが進化して、昔の高級デジカメにも負けない写真を手軽に撮ることができます。

私もそんな気軽なスマホユーザーですが、どういうわけかときおり光が映りこんで、一般的な感覚から言えばうまく撮れていない写真が良く撮れます。


輝写真(きしゃしん)を紹介します

特に徳島県に引っ越してきてから、お遍路さんの八十八ヶ所にあたるお寺や、記紀神話時代の古い神様をお祀りする神社をよく訪問するようになりましたが、そういう光が映りこんだ写真が良く撮れるようになりました(なってしまいました)。

無理にそういう写真を撮ろうとしているわけではなく、またエフェクトをかけているわけでは決してありません。

ただ何気なく、良いなと思うと光が入り込んでいます。ときどき、いやー、ちゃんと撮らせて!と思うこともありますが、もしかするとこうした光が映りこむ写真も何か見る人を落ち着かせてくれるとか凛とした気持ちにしてくれるとか、そういった効果があるかもしれません。

そこで、そういう写真が撮れるたびに掲載していくことにしました。

【徳島県鳴門市大麻比古神社】

徳島県鳴門市大麻比古神社

徳島県鳴門市にある大麻比古神社は、江戸時代に阿波の一宮とされて、県民の尊崇を集める、特にお正月の初もうででは大混雑する神社です。

参道が非常に長く、境内も広く、また境内の後ろには広大な大麻山が広がり、一時間も登ったところに奥の院がある雄大な神社です。

この写真は、本殿の裏に回ったところにいくつかある小ぶりのお社の一つを撮ったもので、御祭神は「不詳」となっています。

この写真はほとんど光しか写っていないようです。

大麻比古神社は今住んでいる処のすぐ近くなのですが、いろいろあって越してきてから一年半も参詣することができませんでした。

よく来たな、と光がお祝いしてくれているようで、とても嬉しい写真です。

なお、本殿の裏手をもう少し行くと、池があって、小さな眼鏡橋がかかっています。

第一次大戦中に捕虜となったドイツ人が鳴門市坂東の収容所に収容されていましたが、当時の所長の計らいで民間人と相互交流をして異国での生活を苦しくないものにしてあげたという歴史があって、このドイツ人たちが感謝のしるしにこの小さなドイツ風眼鏡橋を作って残していったのです。

大麻比古神社裏手のドイツ眼鏡橋

このドイツ人捕虜たちは楽器も自作してアジアで初めてのベートーベン第九の演奏会もやりました。

うーん、普通にこの池、綺麗に撮れているな・・・いや、これこそインスタ映えしている写真かな・・・




【書評】週末田舎暮らし術 自然とのんびり付き合うためのアイデア101

空き家、シャッター通り、限界集落・・・人口が減っていく日本ではこうしたキーワードが社会問題としてひんぱんに取り上げられる。

しかし逆に見れば、安く住める家がある、安く借りられる店舗がある、田畑、野山が手が付けられずあまり余っている・・・という見方もできる。

実際はシャッター通りのオーナーは別に生活に困っていないから貸さないのだったり、田舎の田畑も不動産業者の仲介する物件としては滅多に出てこなかったりするので、簡単には「見方さえ変えればいいことだ」とは言えない現状がある。

それでも、運よく田舎の土地を手に入れられたら、やってみたいことややれることはたくさんある。

特に本気で就農するのではなく、遊び、キャンプファイアーの延長と思えば田舎の野山は天国だ。無限の可能性を秘めた遊び場だ。

本書はそんな遊び心で田舎と接したい読者が田舎の野山で何ができるかを存分に描き切ったものである。


 

DIYで組み立てられるピザ窯やウッドデッキ、露天風呂。野菜を中心に農作物の植え方、田舎で取れる素材を使って発酵させたり漬けたりして味わう手作り料理。

こうした夢のようなやりたいこと、やれることが101も書いてある。

 

田舎暮らしのスターターとしても最高のものと思えるが、農業を始めたいような方はまったくやったことのない方なら役立つが、こういう軽いタッチの本で学ぶのではなく、もっときちんとどこかで学ばれたほうがよさそうだ。

また田舎の風習や人付き合いの仕方なども書かれていないので、あくまで遊び感覚、レジャー感覚の延長ということをお忘れなく。




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それではどうぞ、のんびりして行ってください。

内容についてはだんだん整理がつき次第増えていきます。